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new-basicauthを使わずにOpenShiftにBasic認証用のSecretを追加する

OpenShiftでコマンドからBasic認証用のSecretを追加するには次のようにする。

oc secrets new-basicauth <Secret Name> --username=<User Name> --prompt

ちなみに、--promptの部分は、--passwordにしてusernameと同じようにインプットすることもできる。
このBasic認証用のSecretは例えばGitのリポジトリにアクセスする際に使うもので、Personal Access Tokenを発行したら、そのトークンをパスワードとして使うというのがここ数年のトレンドだと思ってる。

で、これを実行すると次のような警告も出る。

Command "new-basicauth" is deprecated, use oc create secret

となると、手順としてこれを覚えても変わってしまう。新しい方法はどうすればいいのか、わからないなーということで確認してみたところ、一瞬ではわからなかったので残しておく。

結論としては次のようにする。

oc create secret generic <Secret Name> \
    --from-literal=username=<User Name>\
    --from-literal=password=<Personal Access Token>\
    --type=kubernetes.io/basic-auth

この最後のType指定が曲者というか、初見殺しで、これを知らなくてSecretのタイプがOpaqueと表示されていた。
そして、残念ながら認証が通らなかった。

いくつかの検索を経て、次のページのBitbucket向けの内容を見て解決できた。

ビルトインのタイプの一覧については次のページに記載がある。

そういえば、Deprecatedってどれくらいの生存期間を保つ方針なんだろう。
当然に期待して良さそうなのはメジャーバージョンの切り替えのときかなと思うけどどうかな。

Gradleでは、Deprecatedだと表示するだけじゃなく、併せて、非互換になる・使えなくなるバージョンの計画も教えてくれるので優しい。
OpenShiftもいずれそうなるといいね。