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Showing posts from May, 2021

エンジニアリングと育児と可処分時間についてのぼやき

少し思うところがあったので書き残す。 子供が生まれてからしばらく経つ。家庭内の話し合いの結果などから、パートナーの方が自分より多く育児を負担してくれている。 それでも現在の自分だと、育児(子供と一緒にするxxや子供のためにするxx、家事は原則含まない)に大体30-40h/week 程度費やしている。(平日3-4h/day, 休日6-12h/day) そして、気持ち的には結構鬱屈としている。 理由としては、やりたいことをするだけの時間的余裕と体力的余裕がないこと。プラス、その結果常に何かに追われてしまうような精神状態になりやすいこと。 そんな折、こんな質問と記事を見かけた。 「結婚して子供ができて、1日4時間自分の時間が減るとしたら、何を削りますか?」 家事・育児を負担できない男性を見抜く「究極の質問」離活の先輩が伝授(webマガジン mi-mollet) - Yahoo!ニュース こんにちは、ライターのさちこです。 それにしても、緊急事態宣言の延長や、スムーズにいかないワクチン接種に関するニュースな news.yahoo.co.jp 結果として自分は今だと、大体次の内容を削っているなとかこの自分と比較して感じている。 ・仕事系:10-15h ・学習系:10-15h ・娯楽系:5-10h ただ、今鬱屈としている状況を考えるに、多分その質問に対する回答を準備する前に、削らなければいけない状況に陥ってしまって辛いのだろうなと、そう思う。 思い返せば、自分にエンジニアリングは向いている、ITエンジニアは向いている、と昔思っていたのは次のようなこと。 ・今使えるものが5年後には使えないことが当たり前にある ・知識を継続的にアップデートする必要がある ・そして自分は継続的な学習が得意である ただ、育児でしっかり時間を吸われていく中で、新しい業務に必要な知識、トレンドとしておさえたいと思っている領域の新しい知識等々をかつてのように継続的に学習するのがとても難しくなった。 新しいことをやるのは楽しい。ただ、可処分時間が限られている中では試行錯誤すると時間があっという間になくなってしまってつらい。 当初自分に向いていると思えていた要素を維持できなくなっているところで、葛藤がある格好。 そもそも業務量が多い気はしているが、だとしたらじゃあ、自社の同じような立場の人たちはどうしているのか

エッセイと高層ビルと

今日好きなエッセイにあった。 いや、正確には、読んだ瞬間に心が濡れる感覚というか、「ヒュッ」ってなるというか、そういうツイートを読んで、それから気付いたらその人のエッセイぽちぽちと読んでいた。 記事一覧 - まばたきをする体 デイリーポータルZ編集・ライターの古賀及子のブログです。丁寧でないどこにでもある生活が書いてあります。 mabatakiwosurukarada.hatenablog.com 古賀及子(こがちかこ)|note 1979年東京生まれ、神奈川、埼玉育ち、東京在住。noteではまいにち日記を書いています。webライター、編集(デイリーポ note.com 昔はそういうものに触れることが多かった気がしていたのだけど、ここ数年ちょっとみなくなったというか、それよりも目立つものが増えたような、なんとなくそんな気がしてる。 自分も一時期ずっと続けていたブログを、あるとき、なぜか急に、「こんなもの誰も読まないのになぜ書いているのか」などと、元の書いていた目的は人に読んでもらうためではないのに、そんなことを思って長年続けていたブログを辞めてしまった。 今ではまた細々書いているけれどやはり技術的なまとめのようなものが中心になっているし、なんとなく気恥ずかしさみたいなものがあったり、書きたい文章がうまくまとまった形で書けなくて、書きかけのドラフトがしばらく転がり、そして時間が経ち、しばらくしてから発見し、「なんだこれは」ということで少し居心地の悪い気持ちで消す。 分かりやすい文章、面白い文章が書きたくて、それになんだか少し賢い気がして、ほんの一時期マークダウンでブログを書いていたことがある。 これがまた、書けない。書けない。本当に、書けない。 マークダウンはその作り上、章・節・項じゃないけれど、ツリーというか階層構造になっている。だから、思いついたままに書いてしまっては章レベルで書いている話が釣り合わなかったりして、読後感が悪いどころか最後まで読まれさえしないかもしれない。 そうすると、書きたいことをほわ〜〜〜っと頭に浮かべて、箇条書きして、ストーリーにして、並び替えや構成を変えて、うまく並ばないところには要素を足して、なんてことをしていた。 するとあら不思議。読みやすい文章の出来上がり。でも、書いていてぜーんぜん楽しくなかった。 なんだこれは、仕事か?!という気持