スキップしてメイン コンテンツに移動

エンジニアリングと育児と可処分時間についてのぼやき

少し思うところがあったので書き残す。
子供が生まれてからしばらく経つ。家庭内の話し合いの結果などから、パートナーの方が自分より多く育児を負担してくれている。
それでも現在の自分だと、育児(子供と一緒にするxxや子供のためにするxx、家事は原則含まない)に大体30-40h/week 程度費やしている。(平日3-4h/day, 休日6-12h/day)
そして、気持ち的には結構鬱屈としている。

理由としては、やりたいことをするだけの時間的余裕と体力的余裕がないこと。プラス、その結果常に何かに追われてしまうような精神状態になりやすいこと。

そんな折、こんな質問と記事を見かけた。

「結婚して子供ができて、1日4時間自分の時間が減るとしたら、何を削りますか?」

結果として自分は今だと、大体次の内容を削っているなとかこの自分と比較して感じている。

・仕事系:10-15h
・学習系:10-15h
・娯楽系:5-10h

ただ、今鬱屈としている状況を考えるに、多分その質問に対する回答を準備する前に、削らなければいけない状況に陥ってしまって辛いのだろうなと、そう思う。

思い返せば、自分にエンジニアリングは向いている、ITエンジニアは向いている、と昔思っていたのは次のようなこと。

・今使えるものが5年後には使えないことが当たり前にある
・知識を継続的にアップデートする必要がある
・そして自分は継続的な学習が得意である

ただ、育児でしっかり時間を吸われていく中で、新しい業務に必要な知識、トレンドとしておさえたいと思っている領域の新しい知識等々をかつてのように継続的に学習するのがとても難しくなった。
新しいことをやるのは楽しい。ただ、可処分時間が限られている中では試行錯誤すると時間があっという間になくなってしまってつらい。

当初自分に向いていると思えていた要素を維持できなくなっているところで、葛藤がある格好。


そもそも業務量が多い気はしているが、だとしたらじゃあ、自社の同じような立場の人たちはどうしているのか、やはり自分と同じように育児を担う期間は、自分の刃が少しずつ錆びていくのを騙し騙し働いているのだろうか。そんなことを考える。


そういう余計なことが頭をよぎる時間が長くなってきたので、自分のモチベーション管理などについて考え直そうとしている。友人は子供とパートナーが健やかであればそれで幸せという趣旨のことを言っていた。
自分にはそういう考え方は今のところない、まずは幸せを感じる主体たる私が幸せを感じなければ幸せはないんだが、価値基準のアップデートが必要(あるいは、アップデートした方が賢明)なのだろうか。

このままでいいわけはないんだが、ではどういう手が打てるのか。

待て、次回。