たまたま目に留まったので読んでみた。生産性向上の元をこれで学べるかは別として、ドイツの人と働く上での文化的な価値観の違いの掴むきっかけにはなりそうだった。
* ドイツ日本研究所のヴァルデンベルガー博士の考える、日本とドイツの違い。
- ドイツ=国民を労働者と捉えたため、労働者の権利を重視
- 日本=国民を消費者と捉えたため、消費者の権利を重視
* ドイツは法律で日曜日は閉店しなければいけなかった。(現在は一部緩和)
* 働くことが特別という扱い。日本だと休日が特別という扱い。(平日=働く)
* 失敗が起きたときでも「私が今報告しなかったら、私がルール違反をしたことはわからなかったはず。私に対して『報告してくれてありがとう』と感謝すべきだ」と言われる。
- 事後処理にベストを尽くすべき、と考えたため。
- 与えられているロールに対してきっちりとこなすことが求められている文化。
* 上司だから、チームメイトだから、という理由だけでなにかを頼んだり、は基本的に難しい。
* 大きな目的、例えば会社にとってどのような利益があるのか、などを適切に伝える必要がある。
* 残業時間は貯蓄され、有給休暇として払い出される
* 静かな時間、が規定されていて、対象時間内は掃除機をかけるレベルのうるささも許容されない
* チームに1人秘書がいる、日程調整とかもこの人がする=一人ひとりのアサインメントが明確だから、アサインメントから外れる雑多な業務を頼める人が必要ってこと?
* 散歩が好きでデートでも散歩する