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Reading: リーン・スタートアップ

結構読みづらい印象の書籍だった。
ただ、読むと、近年では突然となっているキーフレーズ、例えば、CDやMVPなどは、この書籍の後押しもあって爆発的に普及したのかも、と思った。

成長の型として、粘着型、ウイルス型、支出型、どれがマッチするかを判断して、また、ピボット(=成長の型を変えること)が必要になっていないかを定期的に見極める必要がある、という点はよく伝わってきた。

少ないながらも下記はメモに残した。

学生がその戦術に目を奪われがちになる点だ。できの悪いプロトタイプの段階で製品としてリリースする、最初から料金を徴収する、売上目標を低くおさえて結果責任を負えるようにするなどの戦術だ。いずれも有用なテクニックだがそこが肝ではない。
いわゆるアーリーアダプター(earlyadopter)──製品をもっとも強く欲している顧客をみつけること
最初に顧客と接するとき求めるのは、最終的な回答ではない。どういう人が見込み客なのか、また、彼らがどういう問題を抱えているのかを大まかに理解するのが目的だ。これさえ理解できれば、ターゲットとする顧客の人間性を記した文書という形で顧客の原型(customerarchetype)が作れる。
質が低いMVPとすべき理由は、アーリーアダプターが求める以上の機能を作っても無駄だからだった。しかし、この論理が正しいのはそこまでだ。アーリーアダプターで成功すれば、次はメインストリームの顧客に売らなければならない。メインストリームの顧客は求めるものが異なるし、要求が厳しい。
大事なところであればあるほど、5回のなぜが5回のだれになりやすい。まずはプロセスの使い方を学び、その後、重要性の高い分野に適用していくほうが安全だ。