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Showing posts from March, 2020

JFRのDumpをGraalVMで可視化する

JFRのDumpをGraalVMで確認する。 どうやらJMXでコンテナ内のアプリに直接繋いで云々というのはちょっと通常やることではない雰囲気を覚えた。 で、だとしてもパフォーマンスチューニングはしたい。 となれば、JFRの記録をとって、それをなんらかの方法で可視化すれば良いということになる。 JFRの記録の方は簡単。 おなじみjpsでプロセス番号を調べて(e.g. 6798)、 jcmd 6798 JFR.start とする。 そして、 jcmd 6798 JFR . dump name= 1 filename= dump .jfr なんてやればその時点までの記録がファイルに残る。 問題は可視化の方法で、以前にJFRをローカルで動かして、そのプロセスに対してGraalVMが接続してなんらか確認、なんてことはした。 で、ローカルファイルの場合は?というのが今回のお題。 結論としてはこちらも簡単だった。プラグインインストールが必要という点だけわかれば後は簡単。 次の記事を参考に、GraalVMを起動後、Toolから”VisualVM-JFR”と”VisualVM-JFR-Generic”を選ぶ。 JDK Flight Recorder Support in VisualVM - graalvm - Medium  https://medium.com/graalvm/jfr-support-in-visualvm-62fddd4f0795 これでインストールが完了して再起動をかけると、左にJFR Snapshotsと出るようになるのでダブルクリックで開いて先ほど記録したJFRのファイルを読み込ませてあげれば良い。 (ブログ記事を流し読みした時、え、手元のGraalVMにはJFR Snapshotsなんてないんだけど……とちょっと焦った) ちなみに、拡張子は.jfrでないと選べない。この記録を残している時、まさにまんまとjfr.dumpなんて名前で記録していたものだから選べなくてrenameを強いられた。

雨の日をハレにする

憂鬱な湿った空気 朝起きて、目が覚めて、雨模様の空を見るとガッカリする。 特に、子持ちである自分の立場では、この天気の時点で行き先がかなり限定され、他にも行き先が限定された人たちで溢れたそのそれぞれの場所は、湿気でムワッとしていて、それを想像すると、より一層鬱屈な気持ちにさせられる。 多分、同じ気持ちの子持ちの人は、少なくないのではないかと思っている。 水の中の砂 そんな様相に、近頃我が家では変化が起きた。 妻が子供のために、長靴とレインコートを買ったのだった。 我が子は、かけてあるレインコートを見ては「今日はこれ、着ていく?」と問いかけてくる。 もちろん、毎度答えはNoだったのだけど、この雨の日、今日ばかりは違う。 おろしたてのレインコートと少しぶかぶかの長靴を身に纏ってはしゃぐ。 自分だけ傘があってはなんなので、同じくレインコートをかぶって一緒にでかける。 水たまりを見つけると、初めは恐る恐るだったけれども、2つ、3つと飛び込むうちに楽しくなって、 道行く先にあるあらゆる水に飛び込んではしゃいでいた。 これだけ楽しそうに過ごしているのだから、買った甲斐があったというものだと思う。 この一連のジャンプして水たまりに飛び込む様子の中で、水の中にある砂の動きに少しワクワクした。 飛び込んだ瞬間にふわっ、と砂が水の中に広がって、その後にしゅーーーっと散って、落ち着いていく。 水たまりをわざと踏む大人なんてそうそういないから、そんな素敵な瞬間を見る機会はずっとなかった。面白い発見だったなあ。 昔に人伝に聞いた、横浜ランドマークタワーを紹介する係の方の話を思い出す。 雨の日の展望台は眺めがいつもと違い、一面雲に覆われて下界が見えない。がっかりする人も、多い。 少し不正確かもしれないけれど、その係の人が 「ランドマークタワーから雲を見下ろす体験ができるのは、雨の日にここに登ってこられた皆様だけです」 といった趣旨の話をしてくれたのだとか。 雨の日に登った体験が、そのおかげで途端に特別なものに感じたんだ、といったトーンでその話は締め括られていた覚えがある。 雨の日を「ハレ」の日にできる、そんな魔法を秘めている。 そして多分、この長靴とレインコートも同じよ...